再資源化率97.6%(平成30年度)を誇る処理施設
適正処理はもう当たり前、再資源化なくして産廃処理とは言えない時代がやってきました。美しい地球を守るためには、「脱・焼却・埋立」が必要不可欠です。排出事業者のみなさまのより良い環境パートナーとなるために、再資源化ルートの開発、効率化による価格低減、サービスの向上、社員教育の充実など、より高い安心を提供するため、私たちは努力を惜しみません。
多摩地区最大級の処理能力 日の出リサイクルプラント
最新設備による破砕、圧縮・梱包、溶融、機械選別まで、分別ラインときめ細やかなマンパワーとの融合による安全で効率的な環境型処理システムを導入。より高い廃棄物の減量化・再資源化を実現しています。環境アセスも実施し、24時間の稼働許可を受けているプラントです。
主要設備一覧
フォークスクリーン - 手選別ライン - 磁力選別機 - 風力選別機
分別ヤードで粗選別された残りの混合廃棄物は、フォークスクリーンにより土砂をふるい落とした後、コンベアに乗って選別ラインに送られ、熟練したマンパワーと磁選機により品目別に分別されます。ラインの最後には、風力選別機を装備し、可燃物と不燃物を機械設備により分別します。また、土砂はセメント原料として再資源化されます。
二軸破砕機
粗選別し、単品化された廃棄物を破砕するニ軸破砕機です。木くずは燃料等の資源として、がれき類は路盤材として再資源化されます。その他の品目も各ラインに送られたのち、再資源化されます。
石膏ボード分離器
石膏と紙を分離(分別率96%)することにより、紙は資源として、石膏は土壌改良材や石膏グランドマーカー、堆肥原料等として生まれ変わります。(熱灼減量規制値1%前後)
一軸破砕機
分別された廃プラスチック・紙くず等をさらに細かく破砕し、減量化・再資源化するラインです。処理された資源は発電原料等として出荷されます。
圧縮・梱包機
効率良く減量化、再資源化する為には圧縮・梱包処理は欠かせません。圧縮することにより、運送による環境負荷を低減させ、燃料材等として出荷されます。
機械選別機(デ・ストナー)
風力と振動篩の組み合わせにより、残渣物、重量物、軽量物を効率的に選別します。
廃プラ溶融機
発泡スチロールやスタイロフォームを約1/100へ減容し、プラスチック原料を製造します。
ミスト噴霧器
界面活性剤ミスト(10~100ミクロン)を噴霧することによって、プラント内の集塵を補足し、常にクリーンな状態を保ちます。
選別棟
粗選別専用のヤードです。混合廃棄物を14品目程度に選別し、次工程へ送られます。
処理品目と処理能力
品目 | 処理方法 | 処理能力 |
---|---|---|
木くず | 破砕(1) | 157.9 t/日 |
破砕(2) | 62.8 t/日 | |
圧縮・梱包 | 283.0 t/日 | |
紙くず | 破砕(1) | 114.7 t/日 |
破砕(2) | 32.6 t/日 | |
圧縮・梱包 | 217.0 t/日 | |
繊維くず | 破砕(1) | 64.5 t/日 |
破砕(2) | 23.5 t/日 | |
圧縮・梱包 | 354.0 t/日 | |
ガラス・コンクリート・陶磁器くず | 破砕(1) | 537.6 t/日 |
破砕(2) | 3.3 t/日 | |
圧縮・梱包 | 154.0 t/日 | |
がれき類 | 破砕(1) | 609.6 t/日 |
ゴムくず | 破砕(1) | 57.3 t/日 |
廃プラスチック類 | 破砕(1) | 64.5 t/日 |
破砕(2) | 19.6 t/日 | |
圧縮・梱包 | 211.0 t/日 | |
溶融 | 0.48 t/日 | |
廃石膏ボード | 破砕(3) | 24 t/日 |
金属くず | 破砕(1) | 121.9 t/日 |
混合 | 破砕(1) | 226.1 t/日 |
破砕(2) | 53.9 t/日 | |
圧縮・梱包 | 224.0 t/日 |
- 日の出デポステーション(積替保管施設)併設
【許可品目】
石綿含有産業廃棄物(廃プラスチック類、がれき類、ガラス・コンクリート・陶磁器くず)
水銀使用製品産業廃棄物(廃蛍光ランプ・廃HIDランプ、廃電池)
廃電池(汚泥、金属くず、廃プラスチック類) - 塩化ビニル管・継手協会指定工場
可燃系廃棄物に特化した日の出リサイクルプラント第2
可燃物をメインとする再資源化プラントです。精選別した廃棄物を素材ごとに圧縮・梱包することによって世界で起こっている廃プラ危機に対応し、安定した再資源化を進めます。
主要設備一覧
圧縮・梱包機
処理品目と処理能力
品目 | 処理方法 | 処理能力 |
---|---|---|
木くず | 圧縮・梱包 | 283.0t/日 |
紙くず | 217.0t/日 | |
繊維くず | 354.0t/日 | |
廃プラスチック類 | 211.0t/日 | |
ガラス陶磁器くず(グラスウールに限る) | 154.0t/日 | |
上記混合 | 224.0t/日 |
自然との共生 あきる野リサイクルプラント
処理品目と処理能力
品目 | 処理方法 | 処理能力 |
---|---|---|
木くず | 破砕 | 14.0t/日 |
紙くず | 破砕 | 10.5t/日 |
繊維くず | 破砕 | 4.5t/日 |
ガラス・コンクリート・陶磁器くず | 破砕 | 10.5t/日 |
がれき類 | 破砕 | 18.5t/日 |
廃プラスチック類 | 破砕 | 7.0t/日 |
金属くず | 破砕 | 3.5t/日 |
混合 | 破砕 | 11t/日 |
あきる野リサイクルプラントは、蛍の養殖など豊かな自然との共生をめざし、CO2排出量削減のため壁面緑化、植林活動などをしています。
現在排出事業者様からの受入は行っておりません。
- あきる野デポステーション(積替保管施設)併設
【許可品目】
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、
ゴムくず、繊維くず、金属くず、がれき類、ガラス・コンクリート・陶磁器くず
石綿含有産業廃棄物(廃プラスチック類、がれき類、ガラス・コンクリート・陶磁器くず)
水銀使用製品産業廃棄物(廃蛍光ランプ及び廃HIDランプ)